複雑化するインフラ、深刻化する人材不足、迫られるコスト削減。
一体どうすれば?
社会全体でデジタル化が加速し、ITサービスが顧客接点やビジネス遂行手段となって久しい。開発・運用は「ビジネス展開」と同義になり、その在り方が差別化要素ともなっている。だが、業務に応じたSaaS活用や自社特化型AI導入も広がりつつある今、IT環境はハイブリッド/マルチクラウドを前提とした構造に進化し、AIはデータの扱い、システム連携などに多様な留意点をもたらすようになった。これがインフラを複雑化させ、運用を一層難しくしている。
そうした中で、今強く求められているのが “ITサービスの提供品質”だ。そのレスポンス遅延は機会損失や信頼失墜に直結する。情報漏えいなどを起こせばサービス提供者側も糾弾される。開発のスピードや変化対応力だけではなく、「快適、安全、安定的にITサービスを提供できること」が市場競争の前提条件となっているのだ。
だが現実は、複雑化したインフラを前にして「万一の際の原因特定が難しい」「人材不足で定常運用にも課題がある」という例が非常に多い。にもかかわらず、経営層からはさらなるコストダウンを迫られている。一体どうすれば安定運用というIT部門のビジネス価値を担保し、さらに伸ばすことができるのだろうか?
解決のカギは、運用の「自動化」と「高度化」にある――本セミナーでは、IT運用の有識者を招き「運用を通じた経営貢献」の具体像を紹介。運用高度化の実践的アプローチを通じて「IT部門の価値と役割」を再定義する。
開催概要
- 名称
- 「IT部門の価値」を再定義する――
運用の自動化、高度化の具体像
〜複雑なIT基盤とどう向き合うか、
その実践に「不可欠な仕組み」〜 - 会期
- 2025年9月19日(金)14:00~15:30
- 形式
- オンラインセミナー
- 主催
- アイティメディア株式会社 @IT編集部
- 協賛
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
- 参加費
- 無料
※競合企業および個人事業主の方、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。
こんな課題を抱える方におすすめ
- 多数のSaaSで管理が複雑化している上、生成AI活用も迫られている
- インフラが複雑化する中で、セキュリティにも不安を抱えている
- 万一の際、迅速な原因特定ができない。ユーザー部門への影響も説明できない
- 「運用による経営貢献」とはよく聞くが、具体的なイメージがわかない
プログラム
14:00~15:30
パネルディスカッション
株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィック
取締役
最上 千佳子 氏
HashiCorp Japan 株式会社
Enterprise Account Manager
前山 大地 氏
2020年4月 VMware Japan 入社。中央省庁など公共機関のお客様向けにシステムのクラウド化、近代化の提案に従事。2025年1月 HashiCorp Japan 入社。多業種のお客様にインフラやセキュリティライフサイクルの運用自動化、高度化を推進。
レッドハット株式会社
技術営業本部 ソリューション営業部 シニアセールススペシャリスト
飯田 敏樹 氏
外資系ITベンダー、外資系コンサルティングファームを経て現職。Linuxの聡明期よりオープンソースのエンタープライズ利用を国内に啓蒙し金融機関含めミッションクリティカル領域でのLinux利用を推進。現在はシステムのIaC化による自動化を推進している。
日本アイ・ビー・エム株式会社
データ・AI・オートメーション事業部 プロダクト・マネージャー
堤 康広 氏
20年ほど外資金融系のユーザ企業にて、インフラ・マネージャーやアーキテクトとしてインフラ全般を管理・設計。2008年から Agile の導入を開始し、前職においてインフラのアーキテクトとして5年ほどクラウド・ジャーニーを推進。プライベートクラウド、パブリッククラウドを含めたクラウドへの移行やアプリケーションのコンテナ化やモダナイズを実施。2020年2月 IBM入社し、AIOps 関連 SW の日本国内でのオファーリングを担当。
【モデレーター】
アイティメディア株式会社 DX編集統括部 統括編集長
内野 宏信
※講演者、プログラム内容、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
お問い合わせ
アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 : event_support@sml.itmedia.co.jp