AI時代の製品開発の理想像とは? データとAIが支援する新たな"匠"の世界
AI活用があらゆる業務に広がる中、モノづくりの在り方もAI活用とその基盤となるデータを生かす形に変革していくことが求められています。
これらを生かすことで、顧客の声を生かした製品の開発サイクルを高速で回転させ、顧客ニーズに合致する新たな製品をより早く生み出すことができるようになります。しかし、そのためにはいくつかのポイントがあります。
本セミナーでは、データとAIを活用したこれらの新たな製品開発の在り方と、その実現方法について、事例を交えてご紹介します。
開催概要
- 名称
- AI時代の製品開発の理想像とは?
データとAIが支援する新たな"匠"の世界 - 会期
- 2025年10月15日(水)13:30~16:10
2025年10月22日(水)13:30~16:10 - 形式
- オンラインセミナー/東京会場/名古屋会場
- 主催
- 富士通株式会社
- 企画協力
- アイティメディア株式会社 MONOist編集部
- 参加費
- 無料
※競合企業および個人事業主の方、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。
こんな方におすすめ
- 製造業における市場データを含むデータ分析・活用に興味関心のある方
- 設計環境のデジタル変革、生成AI活用を推進されている方
- 設計で、Data×AI、MBSEなどのプラットフォームの活用を推進されている方
- 業務効率化、生産性向上を目指している方
- モノづくり領域の企画・設計部門、DX推進・IT部門の方
- 製造業に携わる管理職、リーダー層の方
プログラム
13:30~15:00 パネルディスカッション(オンライン/会場でも視聴できます)
AI時代の製品開発の理想像とは? データとAIが支援する新たな"匠"の世界
AI活用が当たり前になる中、一貫したデータを基軸として活用し、圧倒的な効率を実現する新たなモノづくりの姿が徐々に姿を現しています。市場の声から製品企画、設計、製造までをデジタルスレッドで結ぶことで得られる価値と、その実現方法について、マツダでMBDを推進する足立氏と有識者を招き、議論していきます。
マツダ株式会社
R&D戦略企画本部 兼 MDI&IT本部
足立 智彦 氏神戸大学でシステム工学を学び、マツダの技術研究所でキャリアをスタート。先進安全自動車の制御システム設計やその開発支援システムを担当した後、シャシ制御システムの性能責任者を務め、2015年以来、マツダのMBD(Model-Based Development)戦略立案とその推進に取り組んできた。特に企画から生産までの一貫したプロセス構築に注力。2019年からは広島大学の客員教授としてMBDによる地域活性化に向けた教育プログラムと次世代MBD研究を行っている。2021年に設立されたモデル流通によるSURIAWASE2.0を実現するJAMBE(Japan Automotive Model-Based Engineering center)において企画と国際連携もリードしている。
【10/15(水):ゲスト講師】株式会社d-strategy,inc 代表取締役 / 株式会社 Third Ecosystem,inc CEO
東京国際大データサイエンス研究所 特任准教授
小宮 昌人 氏デロイトトーマツコンサルティング、野村総合研究所、産業革新投資機構JIC-VGIなどを経て現職。戦略・DX支援企業のd-strategy,incを創業し代表取締役として、生成AIをはじめとするデジタル化・技術変化の中での企業のDX/ソリューションや、AI活用を通じたビジネス創出・オペレーション変革を支援するとともに「生成AI活用伴走プログラム」を展開。加えてコンサルティングファーム・Sierなどのプロジェクト支援も実施。また、グローバルでのスタートアップエコシステム連携プラットフォームのThird Ecosystem,incの代表取締役CEOとして海外・国内のスタートアップエコシステム(VC/CVC/企業/大学/政府機関/スタートアップ)の連携・活性化や、企業の新規事業創出・スタートアップ連携・R&D/新規事業のスケール化の支援に取り組む。近著に『メタ産業革命~メタバース×デジタルツインでビジネスが変わる~』(日経BP)、『製造業プラットフォーム戦略』(日経BP)、『日本型プラットフォームビジネス』(日本経済新聞出版社)、2024年11月に生成AIの産業活用に関する書籍『生成DX~生成AIが生んだ新たなビジネスモデル~』(SBクリエイティブ)を出版。
【10/22(水):ゲスト講師】法政大学 デザイン工学部教授
インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ 代表理事
西岡 靖之 氏1985年 早稲田大学卒業。国内のソフトウェアベンチャー企業を経て1996年に東京大学大学院・博士課程修了、博士(工学)。同年東京理科大学助手。99年法政大学専任講師。2004年 マサチューセッツ工科大学客員研究員。2007年 法政大学デザイン工学部教授。知識工学、経営工学、生産工学に興味を持つ。日本機械学会フェロー、一般社団法人インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ理事長。
富士通株式会社
クラウド&ビジネスアプリケーション事業本部 Sustainable Manufacturing事業部
橋本 晋一2002年に富士通に入社し、以来、製造業お客様に対するシステム導入を一貫して実施。キャリア初期はプロセス系お客様(紙・石油・鉄鋼)に対する生産管理システム導入を手がけ、その後、ディスクリート系お客様(電気・電子・住建・自動車)における製造実行システムおよび周辺システム導入を推進。2012年頃からは製造現場の高度化を支援するスマートファクトリー化を主導。業務・システムのプランニングから導入までを一貫して担当し、その実現に貢献。現在は、複雑化する製品と市場環境・多様化する顧客ニーズに対応する為、ECM(Engineering Chain Management)とSCM(Supply Chain Management)の融合、そしてデータドリブンイノベーションをキーワードに、データ利活用による意思決定支援に従事。
アイティメディア株式会社
MONOist 編集長
三島 一孝電機業界紙、エンタープライズIT関連メディアなどを経て2013年にアイティメディア株式会社に入社。エネルギーメディア「スマートジャパン」の編集長などを経て、2016年10月にモノづくり技術者向けメディア「MONOist」の編集長に就任。スマートファクトリーやインダストリー4.0をはじめ、製造ITやFA関連の取材・編集活動に従事し、「日本のモノづくり」の振興に向けた情報発信を行っている。
15:10~16:10
座談会(希望者のみ会場参加)
■データドリブンな意思決定
「多様化するニーズと変化のスピードにいかに対応するか」は製造業にとって大きな課題となっています。製品開発のリードタイムを短縮するために需要になってきているのが、デジタルスレッドを結び、一貫したデータを生かした製品開発体制の構築です。より早く、よりシンプルに、ニーズに合った製品を開発するために、データの利活用をどう進めるべきでしょうか。リアルな質問にお答えします。
■モデルベースの設計プロセス変革
MBSEやMBDにチャレンジしてもなかなか横に広げにくい状況があります。生成AIが出現し、ダイアグラム作成はAIが担えそうな状況となってきています。
富士通と共にチャレンジ頂いているMBSE×AIの実例を基に、将来へのチャレンジ(課題、打ち手)を皆さんと一緒に協議します。
パネルディスカッションにご登壇いただく有識者の方々にご参加いただきます。
※座談会は抽選制となります。当選者の方へは後日ご連絡させていただきます。
※講演者、プログラム内容、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※10/22(水)はオンライン配信はございませんのでご了承ください。
主催
お問い合わせ
オンラインセミナー運営事務局 : event_support@sml.itmedia.co.jp
座談会についての問い合わせ:contact-automotive_eng_mfg@cs.jp.fujitsu.com